ちょうど南に当たる酒泉街から、高く大きな照壁(寺や邸宅の門前に建てられる)が見えますが、これが孔子廟には欠かせない万仞宮牆です。名前の由来は論語の子貢の言葉にある「夫子(孔子)の牆は数仞(十メートルほど)もあって、その門から入れないと、立派宗廟の美も居並ぶ百官の様子も見られない。