楹注、內窓等には文字を雕刻しない
「楹注、內窓等には文字を雕刻しない」孔廟內におけすべての門、窓、楹柱には、刻寫された文字で組成された対聯、詩詞が見られない、清雅荘厳さを人々に與えます。これは孔子の前で「文芸」を見せびらかす意志は毛頭ない という事を表すほか、孔子の実践主義、実践哲学を力行する事を表し、知識を伝授するほか、更に人格道德培養実践を重要視する事を強調している、この点から見られる様に、孔子は、言教よりも身教を重くみている事が分ります。これは空談を嫌い、スロガン式の教学作風を嫌惡している事を物語つている。